不倫で知ることができた自分の存在意義

これは少し切なくも良い話だ。

最近では「草食男子」とか「肉食女子」という言葉が世間で広められるくらい女性の影響力が強くなってきている。けれどそれでも自分の言いたいことが言えず、
夫の思うがままになっている女性というのも多く存在する。

世間的には貞淑な主婦だとか仲の良いオシドリ夫婦で通っているかもしれない。

だからといってそれは本当に良いことなのか…?
自分は本当に必要とされているのか?

そう日々疑問に思いながらも子供の前では作り笑いを浮かべている
そんな生活が幸せなのだろうか。

そうやって悩んでいたCさんは出会い系サイトを通じて知り合った単身赴任中の男性と
メールを交わすようになった。

Cさんは自分に自信が持てず、メールだけの関係で終わらせるつもりだったという。
しかしその男性はCさんに会わないかと誘ってきたという。

Cさんは会うことにしたのだけれど、相手と手を繋ぐことすら戸惑うほど
家族への罪悪感や迷いを抱いていた。

そのCさんの気持ちを感じ取ったその男性は、
無理やり部屋に連れ込むようなことはしないでぶらぶらと歩いたりや食事をして楽しんだという。

それから何回かそんなことを繰り返していくうちにCさんも緊張がほぐれ、
男女の関係になることで女性として生まれたことの嬉しさや誰かに必要とされることを感じる喜び、そこから満たされていく自分の生活を感じ取ることができたという。

単身赴任を終えた男性がその期間を終えて
家族のもとへ帰るとともにその関係は終わってしまったという。
けれどいまもその思い出は大切にしているとのことだった。